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種山ケ原
2012.05.19 Saturday | category:いわてっこの岩手便り
業務連絡
2012.04.13 Friday | category:業務連絡
「宮沢賢治・詩と絵の宇宙 雨ニモマケズの心」
2012.04.10 Tuesday | category:ten

先日、横浜そごう美術館に寄ってみました。
こんなに近くで、貴重な展示の数々が観られるなんて!
取り急ぎご報告します。
雨ニモマケズ手帳、久しぶりに実物を観ました(11日までの限定公開だそうです)。
日輪と山、赤玉、ケミカルガーデンなどの水彩や、
八幡館で遺書のつもりでしたためた手紙など、
絶筆の二首も実物だったと思います。
賢治さんのスケッチ群もそうですが、
こういった実筆の展示も、観るたびに違う印象をもらいます。
力をもらいました。
たくさんのアーティストによる原画群も圧巻。
「春と修羅」「注文の多い料理店」の初版本等もありました。
朗読を聴くコーナーが設けられ、
宮沢清六さんによる「原体剣舞連」を聴きました。
とてもいいお声で、賢治さんの「りんりん」とした声を一生懸命想像しました。
草野心平さんによる「雨ニモマケズ」朗読もありました。
心洗われました。
ほんものは何回観ても感動します。
会期中に、ぜひぜひ!
そごう美術館 〜4/22
グリーン ランターン
2012.04.05 Thursday | category:かりん
佐藤成先生がリラ研へ
2012.03.24 Saturday | category:宮沢賢治の作品を読んで(童話・他)
JUGEMテーマ:デクノボー宮沢賢治について
去る1月21日(平成24年)、『宮澤賢治外伝』の著者でCD「『イーハトーブ農学校の賢治先生』を語る」の編集者である宮沢賢治研究家の佐藤成先生が、リラ自然音楽研究所をお訪ね下さいました。佐藤先生は仙台在住ですが、ご所用で鎌倉へおいでの際、わざわざお訪ね下さったのです。短い時間でしたが、その間に次々と佐藤先生ならではの、宮沢賢治に関する貴重な話をお伺いしました。
先程のトバスキー、ゲンゾスキーの鳥羽源蔵に関しては、佐藤先生のお母様が小学校で鳥羽源蔵先生に教わったそうです。鳥羽源蔵は岩手県師範学校(現岩手大教育学部)出の人で、学校の先生をしながら、ずっと博物学の研究をしていたそうで、お母さんが鳥羽先生の自宅に行くと、蔵には一杯、標本が入っていたそうです。ところが悲しいことに、その鳥羽源蔵が研究した博物学の貴重な標本類は、陸前高田市に保管展示されていたのですが、あの3・11大震災の大津波で、すべて流れ失われてしまったとのことです。
宮沢賢治自身も三陸の大津波、陸羽大地震の年(明治29年)に生まれ、三陸大地震津波の年(昭和8年)に亡くなったことは賢治の生涯と切り離せません。3・11の大災害、福島原発事故の大人災、今もつづく被災した方々の苦しみを想うとき、私たちはどうすればよいのか、答えは一つしかないように思います。──私達は本当に目覚めなければなりません。天地自然と調和した愛と奉仕の生き方へかっきりと方向転換しなければなりません。これ以外に、私たちに出来ることがあるでしょうか。

(写真は佐藤先生と熊谷講師)
おまけの話
W文庫の『イーハトーブ農学校の賢治先生』(原作 佐藤成 作画 魚戸おさむ)に、佐藤先生に記念のサインをしていただきました。ご覧下さい。それからこれは上記のマンガ本が発刊された時のはなしですが、案内チラシを200枚リラ研受付けロビーに置きましたが、あのチラシには、実はマンガ家の魚戸おさむ先生が直筆でサインして下さったものが20〜30枚所々に入っていました。ちょっと凄いでしょ?

熊谷えり子(「宮沢賢治を読む会」講師)
※この記事は機関誌「リラ自然音楽」2012年3月号より転載しました。
◎佐藤 成(ひとし)著書案内
・CD『「イーハトーブ農学校の賢治先生」を語る』 佐藤 成 編
・『宮沢賢治 外伝』 佐藤 成 著

※上記のCD・書籍は でくのぼう出版ホームページ で閲覧・購入できます。
ゲンゾスキー、トバスキー 〜輪読講座 「宮沢賢治を読む会」より(2)〜
2012.03.09 Friday | category:宮沢賢治の作品を読んで(童話・他)
「四番書記、トバスキーとゲンゾスキーについて大略を述べよ。」
(……)かま猫は一生けん命帳面を読みあげました。
「トバスキー酋長、徳望あり。眼光炯々たるも物を言ふこと少しく遅し、ゲンゾスキー財産家、物を言ふこと少しく遅けれども眼光炯々たり。」
(「猫の事務所」より)
トバスキーとゲンゾスキーは、「眼光炯々たる」、「物を言ふこと少しく遅し」と(言葉をひっくり返しただけで)その特徴は全く同じソックリさんです。何かおかしいですね。この「猫の事務所」(寓話)は賢治さん独特のユーモア溢れる面白い所が沢山あります。けれども「読む会」では、このお話のテーマ〈いじめ〉が、あまりにも私たち現代人の心の奥深く蝕み、社会全体が深くおかされているために、そこに話は集中していき、猫の名前については話の及ぶ時間がありませんでした。「名前」については、「よだかの星」をあげるまでもなく賢治は実に本質的であるし、また本当に名付け方がゆかいなのですが。
実はこのトバスキー、ゲンゾスキーは鳥羽源蔵さんからネーミングしたのですね。鳥羽源蔵は盛岡の有名な博物学者で賢治もよく知っていました。だから賢治は「イギリス海岸」で発見し採取したあのバタグルミの化石を、この鳥羽源蔵さんに渡したのです。そうしたらその鳥羽さんから東北帝大の地質学古生物学教室の早坂一郎博士のもとへクルミの化石は研究資料として送られたのです。それでこのくるみの化石がまだ学会に発表されていない珍しいものであることがわかりました。そこで早坂博士はイギリス海岸(北上川)を宮沢賢治の案内で実地踏査し、くるみの化石を採集し、翌年『地学雑誌』に発表したのです。(『宮澤賢治外伝』(佐藤成著でくのぼう出版)には、この早坂博士が『銀河鉄道の夜』のプリオシン海岸で大学士として登場していると書いてあります)。
熊谷えり子(「宮沢賢治を読む会」講師)
この輪読会で読んだ賢治童話は「猫の事務所」です。
※機関誌「リラ自然音楽」2012年3月号より転載しました。
ハグするクマさん 〜輪読講座「宮沢賢治を読む会」より(1)〜
2012.03.09 Friday | category:宮沢賢治の作品を読んで(童話・他)
JUGEMテーマ:心
JUGEMテーマ:デクノボー宮沢賢治について
このクマさん、「宮沢賢治を読む会」に参加したSさんが、持ってきて皆に見せて下さいました。Sさんは高校の先生ですが、このクマさんは教え子の生徒さんが宮沢賢治の童話を読んで作ったものだそうです。2人のクマさんは、いじめっ子といじめられっ子なのですが、冬眠から覚める(生まれ変わること)と、こうやってハグしたのです。一人のクマさんは赤い花をあげようと持っています。いいですね、このクマさんみたいに、私たちも皆冬眠からさめて、新しく生まれ変わりたい。戦争している国同士も、傷つけ合ってる敵同士もハグしたい、出来たらいいなあ。「ハグするクマさん」を「読む会」で皆、手にとって見せていただき、とても感動しました。そうしたらSさんがリラ研にしばらくどうぞ飾って下さいと言われて、1か月間3階の「W文庫」コーナーに置かせていただいています。
Sさんの話
「学校ではやはり、いじめがあるんです。その時この「猫の事務所」を皆で読んだのです。そうしたら子どもたちはすごいんです、読むだけでいじめは無くなったんです。私からは何一つお説教も解説もしません、ただ宮沢賢治の童話を読むだけで、子どもたちは変わるんです」。だからSさんは色々な折に生徒さんと、賢治の童話を読んでいるそうです。後でこの話を青木さん(リラ自然音楽講師)にしたら、即一言「先生が良いからね」(だから生徒が変わるのだという意)と言いました。たしかに、そうだと思いました。子どもたちは純粋なきれいな魂をもっている、けれども子どもたちが魂を光らせるには、賢治の童話と、良い大人とどちらも必要なのだと思いました。
熊谷えり子(「宮沢賢治を読む会」講師)


※機関誌「リラ自然音楽」2012年3月号より転載しました。
この輪読会で読んだ賢治童話は「猫の事務所」です。下記ブログ記事も参考にどうぞ。
宮沢賢治読む会 〜「猫の事務所」に参加して〜
先日(2月)の連絡会の件でお知らせがあります
2012.03.02 Friday | category:業務連絡
竜胆
2012.02.27 Monday | category:ten
松埜青樹氏「烏百態」展示会行ってきました
2012.02.24 Friday | category:いわてっこの岩手便り
報告が遅くなりました。申し訳ありません。
先週久し振りに盛岡市の「啄木・賢治青春館」に行ってきました。
その建物は、明治43年に建てられた国指定の重要文化財で、当時の「九十銀行」本館です。
岩手公園と中津川をはさんだ対岸にあり、本当にいい雰囲気の建物です。
しかも、入場無料ですので、是非皆さん機会がありましたら、行ってみて下さい。
ところで絵画展ですが、平日の昼で、来場者はほとんどいなかったので、ゆっくり観てきました。
2階のワンフロア全部に130点ほど、烏の絵だけが展示されていて、圧巻でした。
他の人たちは、何点かちょっとみただけで、あとは同じような絵ばかりなのですぐ帰って行くようでしたが、私はしっかり全部見て回りました。
私は絵画とか、あまりよくわからないのですが、松埜さんの絵には烏へのこだわりというよりも、
「愛情」をすごく感じました。
よく見ると、もちろん同じ絵は一つもないのですが、喜怒哀楽、烏のいろんな表情がありました。
中には1点だけ「血まみれの烏」の絵があり、ちょっとショッキングでしたが、そういう現実もあるのでしょう。非常に訴えていると感じました。
ちょっと忙しい仕事の途中で、気持的に余裕のない状態で立ち寄ったのですが、
賢治さんの詩「烏百態」にも久しぶりに触れ、出る時には何か清々しさを感じました。
行って良かったです。ありがとうございました。
せっかく岩手に居るのですから、賢治作品の舞台やこういう場所にもっともっと行ってみなくては!
と、あらためて思いました。
また、いろいろ報告させていただきます。(今回は「撮影禁止」でしたので、写真はありませんm(..)m)
先週久し振りに盛岡市の「啄木・賢治青春館」に行ってきました。
その建物は、明治43年に建てられた国指定の重要文化財で、当時の「九十銀行」本館です。
岩手公園と中津川をはさんだ対岸にあり、本当にいい雰囲気の建物です。
しかも、入場無料ですので、是非皆さん機会がありましたら、行ってみて下さい。
ところで絵画展ですが、平日の昼で、来場者はほとんどいなかったので、ゆっくり観てきました。
2階のワンフロア全部に130点ほど、烏の絵だけが展示されていて、圧巻でした。
他の人たちは、何点かちょっとみただけで、あとは同じような絵ばかりなのですぐ帰って行くようでしたが、私はしっかり全部見て回りました。
私は絵画とか、あまりよくわからないのですが、松埜さんの絵には烏へのこだわりというよりも、
「愛情」をすごく感じました。
よく見ると、もちろん同じ絵は一つもないのですが、喜怒哀楽、烏のいろんな表情がありました。
中には1点だけ「血まみれの烏」の絵があり、ちょっとショッキングでしたが、そういう現実もあるのでしょう。非常に訴えていると感じました。
ちょっと忙しい仕事の途中で、気持的に余裕のない状態で立ち寄ったのですが、
賢治さんの詩「烏百態」にも久しぶりに触れ、出る時には何か清々しさを感じました。
行って良かったです。ありがとうございました。
せっかく岩手に居るのですから、賢治作品の舞台やこういう場所にもっともっと行ってみなくては!
と、あらためて思いました。
また、いろいろ報告させていただきます。(今回は「撮影禁止」でしたので、写真はありませんm(..)m)





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