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賢治祭イベント展示を開催しています

 

9月は、でくのぼう宮沢賢治の会でも恒例となっている「賢治祭」があります。

今年は山波財団内の壁面に、第1部「花巻旅行記」にまつわる貴重な写真を10月上旬頃まで展示しております。

 

2017賢治祭展示2階

 

2017賢治祭展示3階

先日は、会のメンバーたちと熊谷代表が集まって、その設置の準備をしました。

白い大きな紙に「花巻旅行記」にまつわる貴重な写真やキャプションをはっていったり、

説明文をパネルにはりつけたり、ミニ賢治先生の人型パネルを置いたり貴重な本や品を飾ったり。

 

2017賢治祭展示準備

(会のみなさま、お疲れさまでした!)

 

また、人形劇「雪渡り」、人形劇「やまなし」など、

これまでの夏休み子ども会で使用した作品展示もいたしております。

 

2017賢治祭展示階段雪渡り

 

2017賢治祭展示3階やまなし

人形劇作品の殆どはでくのぼう宮沢賢治の会メンバー、ヒームカさんが創意工夫して手作りした人形たちです。

山波文化財団に来られる会員の方々も、とても楽しそうに作品をご覧になっていました。

とても明るい雰囲気に包まれています。

 

2017賢治祭展示3階ばたぐるみ

山波言太郎氏が花巻旅行中に宮沢清六氏からいただいたという「バタグルミ」。

 

 

9月18日(月)にでくのぼう宮沢賢治の会企画「賢治祭」は開催します。

財団の会員のみの参加の催しですが、多数のお申し込みがありました。

満員でご参加になれなかった方々も多くいらっしゃるそうです。誠に申しわけございません。

 

展示を見ながら当日に想いを馳せ、みんなでよい会になるようになることを心から願っています。

また報告しますね。

 

 

                        でくのぼう宮沢賢治の会

 

 

 

JUGEMテーマ:デクノボー宮沢賢治について

| ポラーノ@管理人 | 11:35 | comments(0) | - | pookmark |
「『福田パン』と『マント』のこと」佐藤成 (『サムライ・平和9号』所収)を読んで

 

〈読後感〉

 

続、続、我がつれ・づれ考(賢治の教師愛)

「『福田パン』と『マント』のこと」佐藤成

『サムライ・平和10号』所収)

 

 あの盛岡のソウルフードと呼ばれる「福田パン」(コッペパン)の創業者、福田留吉さんが、あの宮沢賢治の最初の教え子で、賢治の教師時代を調べるうちに何度もお名前を目にしていた及川(旧姓)留吉さんだったことにも驚きました。その福田留吉さんや、「賢治先生の家」に保存されている「賢治のマント」を賢治にもらった簡悟さんから直接佐藤先生が聞いた裏話。(おそらく、どの賢治研究書にもない貴重な話)に、とても心打たれました。

 ただ、ただ、心がジーンとゆっくり温まってくる感じで、宮沢賢治のいう「でくのぼう」、そういうものに私もなれたらと、心が生き返る思いがしました。

 

 宮沢賢治は、本当に優しい人だったんだなあと、つくづく思います。

 

 

 宮沢賢治の魅力は、哲学者・科学者などなど、様々な分野の最先端を行く専門家をもうならせ、惹きつける作品(童話・心象スケッチ等)の霊性の深さにあります。

 しかし、それに留まらず、実際に賢治と触れ合った人たちが残した証言からこぼれる、賢治の人柄にもまた、感動を覚えます。

 それは、賢治が偽りなく真実に生きた証です。

 

 佐藤成先生の記事を読ませていただき、佐藤先生が直接ご本人から聞いた話の調子から、賢治が生徒一人一人のことを、本当にその将来までも考えて、接していたことを知りました。その人の特性、能力、家庭環境迄も知り、相手方の状況を調査した上で、自分の時間を使い、私費を費やして努力して就職先を世話していたにも関わらず、「その片鱗もお顔に表しませんでした」とのこと。

 福田さんの赴任(高等農林学校の助手)に際しては、そのあとも困らないように丁寧に教示をし、心から喜んでくれたそうです。

 賢治は、どんな小さな魂でも決して侮辱したり軽蔑したりしなかったそうで、福田さんは子供心にその仕事場の風景を写真で送ったところ、その返信が、あの有名な「ジャンパーを着て足を組み、手を組み合わせて握っている賢治の写真」だったそうです。教科書によく出てくるその写真一枚にも、賢治のそんな優しさが込められていたことなど、知る由もありませんでした。 

 

 また、「賢治先生の家」として、羅須地人協会の建物が保存されている中にある展示物として佐藤先生が「賢治のマント」を収めたときに聞いた、エピソードにもただただ、感動しました。簡さんを連れ出し、黙って一緒に歩いた後に、マントをかけて、そのフード付きのマントをあげた賢治の気持ち、そしてそれを、大事に大事にしまっておいた簡さんの気持ちが痛いほど伝わってきます。

 

 言葉のはしばしからこぼれる思い出の景色に、たくさんの感動が詰まっています。

 ぜひ皆さんも一読下さい。

 

 

〈ご参考までに、私が勝手に見つけたブログ記事↓〉

 

魅惑的な福田パンの記事

 

https://travel-noted.jp/posts/718

 

「賢治先生の家」探訪の素敵な美しい写真ブログより

「賢治のマント」

 

http://sendaina.exblog.jp/17617342/

 

 

 

 

 

 

| 草薙建 | 15:51 | comments(0) | - | pookmark |
川崎・虔十公園竹林便り

 

坂口さん竹林1

 

 

間伐のためか竹林に春の陽光が地表に届くようになり、竹の子も

スクスクと成長。谷戸からの風が竹林にさわやかに吹き渡り、

すがすがしい気持ちになります。虔十さんもニコニコ笑っているようです。
広場の林檎の木も順調に成長中ですが、今年も白い花は咲かず来年のお楽しみに・・・。

 

   永久の未完成 これ完成なり (賢治)

 

 

 

坂口さん竹林2

 

坂口さん竹林林檎

広場の林檎の木

 

 

 

JUGEMテーマ:デクノボー宮沢賢治について

 

 

 

| デメ | 18:18 | comments(0) | - | pookmark |
4月の記事はありません

 

 

光る雲と青い空

| ポラーノ@管理人 | 18:22 | comments(0) | - | pookmark |
自然と共に・・ 『紫紺染について』を読んで。

 

渡さんのイラスト

 

「賢治はその辺に生えている草、そして土の性質、傾斜、日照の方向などをよく観察して、キノコの生えるところと、生えないところを、かぎわけるようにして知ってしまう。「大詩人」はキノコとりの名人でもあったのだ。」(『ふれあいの人々 宮沢賢治』森荘已池 著)
と伝えられています。

山で、きのこに出会う機会が少なくなってしまった私ですが、色んな形をしたきのこが大好きです。
賢治さんの作品の中にも色々な種類のきのこたちが登場します。
童話『紫紺染について』にも登場しています。

 

「あなたはふだんどんなものをおあがりになりますか。」
 「さやう。栗の実やわらびや野菜です。」
 「野菜はあなたがおつくりになるのですか。」
 「お日さまがおつくりになるのです。」
 「どんなものですか。」
 「さやう。みづ、ほうな、しどけ、うど、そのほか、しめじ、きんたけなどです。」

 と山男が答える場面です。

 山男はきのこなどの自然からの恵みのものを食べているのだと思いました。
ずーっと昔から自然と共生してきた山男は自然界からの恵みを頂いている事を常に感じて生きている。その純粋な心が伝わってくる言葉です。


 山波言太郎先生は、
自然と共に暮らしなさい
自然を愛しなさい
自然から教えて貰いなさい

 とおっしゃっています。

 

                      ヒームカ(絵と文)

 

 

JUGEMテーマ:デクノボー宮沢賢治について

 

| ヒームカ | 21:00 | comments(0) | - | pookmark |
ご案内「サムライ・平和」9号は宮沢賢治の話が満載です!

 

エゴから愛へ
人類文明の転換のために─
日本の心と平和を鎌倉から発信する総合誌

 

サムライピース9号表紙

 

第9号 2017年1月発行 発売中

 山波言太郎総合文化財団 発行
 定価 1080円(税込)


 

 

 

目次より


 

  巻頭 新時代の胎動
                 桑原啓善
                 (初出「脱皮」1983年)

 

  ボードレール 象徴派 ランボオ リルケ 宮沢賢治

 

[桑原のことばより]
 ● 今は生きること自体がポエジーなのである。

 ● 無欲で、無名で、他者の痛みの分かる少数の賢治達の手で、異数の世紀が拓かれていくことになろう。

 


        ─宮沢賢治─
[特集「雨ニモマケズ」を生きる]

 

 詩 「雨ニモマケズ」     宮沢賢治

 

□ 投稿集

 ナチュラルシンプルライフ・愛と奉仕・デクノボーさんの紹介等々、

 たくさんの応募原稿を一挙掲載。感動とエネルギーが満載(全41件)


  A 自然で簡素な生活のし方
  B 物より心が大切、奉仕という生き方(ライフスタイル)
  C 無私無償の愛と奉仕に生きる人を紹介して下さい

 

 

□[賢治さんへの手紙]

 2016年9月19日「賢治祭(生誕120年)」で7名が発表して大好評、

 「文章化を」の声で今回掲載
 

手紙(賢治祭

2016年賢治祭 

 


 

 続、続、我がつれ・づれ考 (賢治の教師愛)
「福田パン」と「マント」のこと     

    宮沢賢治研究家(元花巻農学校教師) 佐藤 成


福田パン

創業者 賢治の教え子、福田留吉氏(福田パン提供)

 


 

他にも記事多数。

 

 

 

本誌扉 雨ニモマケズ碑(鎌倉 光則寺)デメさん撮影

光則寺雨ニモマケズ碑

 

「サムライ・平和」9号では、でくのぼう会からも投稿、編集(熊谷えり子代表)、校正、写真等で全力で協力しました。 

ぜひこの機会に読んでみてはいかがでしょうか!

 

 


お問合せ・ご注文はお電話で

 ☎ 0467-24-6564  山波言太郎総合文化財団

 

 

 

| ポラーノ@管理人 | 20:04 | comments(0) | - | pookmark |
虔十公園林の感想(ひとこと)

 

虔十公園林を久しぶりに読みました。

虔十を囲むお父さんやおかあさん、お兄さんが本当にやさしいなあ、

と心からほろりとしました。

 

花

写真:K・Y

 

 

他にも感動したところはいっぱいあるのですが

ほんとにひと言ですみません。

 

 

 

| ポラーノ@管理人 | 12:18 | comments(0) | - | pookmark |
明けましておめでとうございます

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします

 

宮沢賢治の心(作品)がさらにもっと どんどん どんどん どんどん ・・・・・・・・

私たちみんなにしみとおっていって

地球が愛の星になりますように。

 

 

           2017年1月1日

 

               でくのぼう宮沢賢治の会

                    熊谷えり子

 

 

 

薔薇

 

 

C: PHOTO K.Y

| かりん | 09:32 | comments(0) | - | pookmark |
12月は記事がありません

 

冬の海

日が沈む海

| ポラーノ@管理人 | 18:29 | comments(0) | - | pookmark |
カイロ団長 宮沢賢治を読む会

JUGEMテーマ:日記・一般

 

昨日、山波財団の講座「宮沢賢治を読む会」でとりあげられた作品は「カイロ団長」でした。

長い作品なので、輪読で45分くらいかかり、その後感想を出し合うというスタイルでした。

熊谷さんが「藤根禁酒会へ贈る」の中で、賢治さんが「酒は一つのひびである」いっていたことや、いきなり大きなお金が入ってお酒を呑んでだめになった人がいるというのを賢治さんは知っていたということをお話されました。

すぐカイロ団長(異稿)の一文を思い出しました。

とのさまがえるが改心して明日から仕立て屋をやりますといい、あまがえるがよろこんで手をパチパチたたいたあとです。

 

その時とのさまがへるのうちの方で火が燃え出しました。

「舶来ウェスキーが燃え出した。燃え出した。」とあまがへるは手をパチパチたたきました。

 

「藤根禁酒会に贈る」の中で賢治さんはお酒を呑む人のことを厳しく批判しています。

 酒を呑まなければ人中でものを云えへないやうな/そんな卑怯な人間などは/もう一ぴきも用はない 

 酒を呑まなければ相談がまとまらないやうな/そんな愚劣な相談ならば/もうはじめからしないほうがいゝ

 

ところが、最終稿ではこの部分は削除されているのです。

なぜでしょうか。

私はこう考えます。悪いものを徹底的に上からの力でないものにするというのは、反発が起こります。そこでいったんは収まったようにみえてもまたどこかで芽が吹きだすのです。お酒自体が悪いわけではないのです。お酒をどう飲むのかは人間にかかっているのです。「酒は百薬の長」というのもそのことで、神様にささげるものもお神酒ですから。この部分は「猫の事務所」の最後の部分、「僕は獅子に半分賛成です」に通じていて、賢治さんも経験や時間の流れの中でばっさり削除されたのだと思います。

後に賢治さんは集まりにお酒を持参した(自分は飲まなくても)という話も伺いしました。この話をきいて、お酒好きな私はちょっと安心したのでした。

 

| 風志野はるか | 10:29 | comments(0) | - | pookmark |
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