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鹿踊りのはじまりのこと
鹿踊りの起源については諸説ありますが、おもしろいものがあったのでご紹介します。

◎一関舞川 正保元年(1644)八月十日書記『勘太郎の巻』より
 後陽成天皇の慶長二年(1597)のこと、宮城県遠田郡戸下波村の百姓山立勘太郎が岩倉山の
 麓で、八頭連れの鹿が角を振り両の腹を叩いて歌いながら踊っている面白さに惹かれ、それを
 真似たのが始まり
◎石上玄一郎著『菅江真澄の旅』の中から「鹿の踊り」
 ある人の話として「いつだったか祭礼があって、夜宮さ一晩おこもりしたあくる日、野道を帰ってくる   
 と、野飼いの馬コさ、まざっていた鹿が、遠くから聞こえてくる笛や太鼓の音に浮かれ、角をふりた
 てふりたて踊ること踊ること・・・。その時、このガキめ大声だしてさがぶもんだから、鹿のやつァみ
 んなどうてんして林の中さ飛び込んでしまったもな」と自分が萱野の中に隠れて鹿の踊りを見てい
 たときの楽しさを語る(後略)。
          (以上「わがみちのくの郷土芸能 早池峯神楽・鹿踊り・鬼剣舞」粒針修著 錦正社)

 鹿が角を振るだけならまだわかりますが、お腹を叩いて歌いながら踊っているとか、笛や太鼓の音
に浮かれて踊っていたなんて、愉快ですね!あまりのかわいさについ書いてしまいました。

賢治さんの「鹿踊りのはじまり」も、本当にすすきや野原から聞いたお話なんだなと思いました。そうすると自然たちは、じいっと私たちのことを見ている、私たちは見られている。そして鹿踊りの始まりの頃のように自然と一体になれなくなってしまった私たちに黙って酸素や自分の体や癒しの気までも送り続けている。でも自然達はもう疲れ果てている。

そういえば、もう何ヶ月も山で鹿たちの痕跡をみていない。
急に心配になってきた。
| 風志野はるか | 19:46 | comments(0) | - | pookmark |
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