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【ネパール大地震】ナンダさんからメールが来ました (5/21)


 5/20に、第1回目の送金を行った旨を伝えるメールを送ったのですが、昨晩遅く、ナンダさんから、御礼と近況を伝えてくださる返信を受け取りましたので、簡単にご報告いたします。

 皆さま、お変わりなくお過ごしとのことです。ひっきりなしに襲って来る余震のマグニチュードは、だんだんと小さくなってきているものの、いつまた、大きな余震が来るとも知れない不安と恐怖の中で、皆さま過ごされているようです。これまで、M4以上の余震が300回を超えたそうです。

 また、ケンジ・インターナショナル・スクールを支援してくださった方、支援活動に参加してくださった全ての方々に対して、深い感謝をとても丁寧に伝えてくださっています。ネパールへ向けた海外送金が集中している関係で、到着には時間がかかるかもしれないが、確認したらすぐにご連絡くださるとのことでした。通信状況も悪く、また、街中も安全とは言えない状況の中で、すぐに確認に行ってくださったようです。急がなくていいですから、どうか安全第一でお願いしますと、心の中で祈りました。

 アメリカの地理学分析機関の報告によれば、今後数週間の間に、まだ、いくつかの大きな余震が起きる可能性があるとのこと。ナンダさんたちは、いつ来るかもしれない余震への準備を進めているそうです。それでも「全ての、あなた方の愛と、支援と、祈りの数々と共にあることで、私はどんなことが起きても、乗り越えることが出来ると信じています」と、前向きな言葉を書いてくださっていました。なんだか、この言葉を読むだけでものすごい力を頂いたように思います。たいへん困難な状況の中の、前向きな言葉は誰にとっても「光」であると感じました。

 政府は、2015年5月31日を目処に学校を再開するようにと発表していますが、依然として余震が多く、先が見えない状況で、延期の可能性もゼロではないそうです。そのような予断を許さない状況の中で、ナンダさんたち、学校の皆さんは、心に深く傷を負い、今なお回復していない多くの子どもたちを元気づけるために、様々なプログラムを計画されているそうです。学校に通う生徒さん以外の、小さなお子さんでも参加できるもので、計画がこと細かに書かれていました。この計画を伺ってやはり、どこまでも、賢治さんの道を歩む方だなと感じました。私たちも、「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という賢治さんの道を歩く一群の人々の末席にあるものとして、何かお手伝いできたらとますます感じました。

とりいそぎ、ご報告まで。


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| ten | 11:30 | comments(2) | - | pookmark |
【ネパール大地震】ケンジ・インターナショナル・スクールのための緊急義援金<第1回送金完了>


<<第1回送金完了のご報告>>


 本日、義援金の一部を、ケンジ・インターナショナル・スクールの口座に、無事送金しましたことを、ここにご報告させていただきます。短い期間にもかかわらず、本当にたくさんのご支援のお申し出をいただきました。我々が、当初予想していた以上の大きな額の義援金を賜ったことへの驚きと感謝、そして、ネパールで宮沢賢治の思想を教える学校をつくったナンダさんの活動の崇高さを、あらためて身にしみて感じております。ナンダさんに共感して、緊急義援金を送ってくださいました皆さま、時間のない中、緊急義援金活動にいろいろな形でご参加くださった、すべての皆さまに、心より御礼申し上げます。本当に、ありがとうございました。

 本日2015年5月20日、ネパールのケンジ・インターナショナル・スクールの口座に送金いたしました金額を、以下にご報告いたします。

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5/20の送金額は、8,000 USドル
換算円貨額は、975,520 円(換算相場121.94)
送金手数料は、3,500 円でした。
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学校の口座への入金が確認されましたら、またこちらで、ご報告させていただきます。(これまでの感じでは、1週間ほどで確認がとれると思います)


<<緊急義援金を集める活動の今後について 義援金を集める活動終了のお知らせ >>


 今回、個人口座を使って義援金を集め、海外送金するためには様々な必要条件があり、金額が多いと送金が難しい等限界があることがはじめて分かりました。これまで数回の送金を行い、先方の口座に問題なく入金されたことを確認し、念には念をいれてきましたが、皆さまにご心配をおかけするようなご報告をしなくてはいけないことを、お詫び申し上げます。
 今日は、義援金を集めた主旨をご理解いただき、無事に送金出来たのですが、同じ枠組みの中では、後1回しか送金許可がおりないことになってしまいました。次回の送金は、銀行の指導に従って書類を揃え直し、再度承認を受ける必要がありますが、すでにお預かりしている義援金は、責任を持ってナンダさんに届けますのでどうかご安心ください。次回の送金で、皆さまからお預かりしたお気持ち、残りの義援金の全額をナンダさんに送る予定です。

 短い期間でかなりの義援金をいただきましたことを、火急の目的をある程度達成したと捉え、緊急義援金を集める活動を一旦終了させていただくことをお知らせいたします。すでにお預かりしている義援金は、責任を持って全額ナンダさんに、届けることをお約束します。今後の活動についても、こちらでお知らせしてまいります。

ご心配な点、お問い合わせ等は、当会代表 熊谷まで、いつでもお寄せください。​TEL 0467-24-6564


上:2014年4月の写真。
下:現在。奥に学校の名前の入った青い看板が見えます。


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| ten | 22:00 | comments(2) | - | pookmark |
【ネパール大地震】ケンジ・インターナショナル・スクールのための緊急義援金<最終情報>


  【追記】義援金の募金活動は終了いたしました。
      短い時間で多くのご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。


 4月25日のネパール大地震で、ネパール全土が深刻な被害に見舞われてから12日が経過しました。その後の情報では、ネパール国内で7,675人以上の方々が亡くなられて、負傷者は16,000人、540,000棟以上の建物に被害が出たことが明らかになりました。大勢の方々が今も屋外で避難生活を続けています。でくのぼう宮沢賢治の会と交流のあるケンジ・インターナショナル・スクール(カトマンズ東南部)も甚大な被害を受け、学校の再建がとても厳しい状況です。でくのぼう宮沢賢治の会でも、何かできることはないかと模索してまいりましたが、当会代表の熊谷えり子が中心となって支援活動を進めることに決まり、5/5 に、このブログでもご報告させていただきました。
本日5/7(木)、詳細が決まりましたので、あらためて支援活動の概要をご報告させていただきます。


ケンジ・インターナショナル・スクール Facebookページ

ネパール地震
ケンジ・インターナショナル・スクール緊急義援金のお願い


4月25日のネパール大地震で、ネパール全土が深刻な被害に見舞われました。首都カトマンズにある、ケンジ・インターナショナル・スクールも甚大な被害を受け、学校の再建がたいへん厳しい状況です。


宮沢賢治の理想を実践しているナンダ・プラサド・ウプレティさん

でくのぼう宮沢賢治の会と交流のある学校代表、ナンダ・プラサド・ウプレティさんは「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という宮沢賢治の思想を子どもたちに教え、祖国ネパールをはじめ、世界に広げようと2000年に同校を設立。ナンダさんは、これまで、いっさいの個人的利益を受け取る事なく、すべて無償奉仕で活動なさってきました。

たいへん控えめな方なので、これまであまり支援を求めてこられなかった方ですが、今回はじめて緊急要請のメールをいただきました。

ナンダさんやご家族はじめ、生徒さん、学校関係のみなさんは、ご無事だったそうですが、ネパールは予断を許さない状況が続いています。

ナンダさんは、現在、残った教室と屋外にテントを張り、学校関係者と、近隣住民200人を収容する避難所を開設して、日夜、活動をされています。

ナンダさんの夢
「満たされる事が非常に難しい子どもたちを、
 世界の明るい星たちに変えることによって、この社会に貢献すること」


【義援金について】
■当会代表の熊谷えり子が責任をもって、全額をナンダさんへ送ります。
■募金の目的は、学校再建のため、そのための支です。
■募金についてのご報告は、山波言太郎総合文化財団 1階掲示板、
   ブログ(でくのぼう宮沢賢治の会のブログ
 〈ポラーノの広場〉 )
   財団の公式ブログ 
〈りら日記〉 、月刊誌『生命の樹』で公表していきます。


第1回目の送金は、5月20日頃を予定しています
                                 
→ 送金いたしました! (募金活動は、終了いたしました)

【募金方法】
■募金箱へ入れてください。
   山波言太郎総合文化財団(リラ自然音楽研究所)の1階と3階に設置します。
   小額でも、ネパールは物価が安いので、大変役に立ちます。
■口座振込の場合は、
   義援金専用口座をつくりましたので、こちらへお振込みください。

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銀行名: 三菱東京UFJ銀行
     逗子(ズシ)支店(店番 628)
     普通口座 0491894
口座名義:熊谷えり子(クマガイ エリコ)

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2015年5月7日 熊谷えり子(でくのぼう宮沢賢治の会 代表 / 山波言太郎総合文化財団 代表理事)
        〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜4-4-11 TEL 0467-24-6564


★印刷用のチラシPDF(白黒)はこちらから。

 
| ten | 23:50 | comments(0) | - | pookmark |
【ネパール大震災】ケンジ・インターナショナル・スクールの状況(5/13)

夕方、ナンダさんからメールがありました。3枚に渡って綴られた文章が添付されており、何故ナンダさんが、支援を要請(リクエスト)するに至ったかについて書かれています。最初の地震の時の葛藤や苦しみから順を追って書いてあり、読むのがとても辛いです。

また、Facebookに掲載されている今日の短い近況には、ケンジ・インターナショナル・スクールの校庭に張ったテントの下で、夜を過ごしたと書いてありました。

NHKのニュースで観た「復旧に向けてだいぶ進んできたのに、(M7.3の余震が起きたことで)またゼロスタートになってしまった」という日本人医師の話が忘れられません。困っている方を助けるため、賢治さんのように奔走するナンダさん。どうかお身体には、くれぐれもお気をつけてください。余震がおさまりますように。

とりそぎ、お知らせします。

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| ten | 23:30 | comments(0) | - | pookmark |
【ネパール大地震】ネパールで、M7.3の余震が起きました


本日の夕方、日本時間の16時過ぎに、ネパール東部を震源にM7.3の余震が起きたというニュースを知りました。現地の状況が深刻なことが分かり、落ち着かない数時間を過ごしましたが、ケンジ・インターナショナル・スクールのナンダさんから、ご無事の知らせが届き、少しだけ安堵しました。しかしながら、現時点では被害の全貌は分かりませんが、建物の倒壊等により相当数の方が亡くなられ、負傷された方も多いという報道に、ほんとうに言葉もありません。本震は何とか持ちこたえたものの、度重なる余震で倒壊の危険の増した建物が、たくさんあるのだろうと思います。満身創痍のネパール、これ以上、被害が拡大しませんようにと祈るばかりです。

取り急ぎ、ご報告まで。


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<ネパールの現状を知るために、参考になりそうなブログ>

つっかえ棒だらけのパタン旧市街
(トレッキング専門会社を経営されている方のブログ "日々のネパール情報"より)
倒壊しないように、つっかえ棒を渡していた家々は大丈夫だっただろうか…

この目で見たカトマンドゥは、すでに平常に戻りつつあった。
(有賀正博氏のブログ "旅するフォトグラファー"より)
5日前にカトマンズ入りした、カメラマンの方のブログ。今日の余震後の様子は、
12日付けの記事「ネパールでM7.4の余震が発生、裸足で家を飛び出る人々」に詳しいです。
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| ten | 23:30 | comments(4) | - | pookmark |
【ネパール大震災】ケンジ・インターナショナル・スクールの状況(5/10)

 2日前にナンダさんからメールが届きました。大きな余震が繰り返し起こり、日々、消えない恐怖の中で過ごしているとありました。近隣で、政府の技術者による安全確認が始まったので、学校なので早めに見て欲しいと頼んでみたものの、被害の大きい地域から巡回しているため、ケンジ・インターナショナル・スクールのある建物は1〜2週間後になると言われてしまったそうです。本震で建物に入った亀裂や歪みが、頻繁に起こる大きな余震で大きくなり、建築物の倒壊の危険性もゼロではない。ナンダさんご自身で見回った感じでは、それほど深刻ではないと思うが、検査結果が出るまでは、現在の建物で学校が再開できるかどうか、はっきり分からないということを書いておられました。東日本大震災後の、先の見えない不安な状況と重なります。

 また、直近の送金が1週間もかからないうちに入金されていたことが分かりました。地震の影響で、銀行業務が混乱していないか心配だったのですが、確実に送金できることが分かりました。このような非常時ですが、外貨の流入を止めない事は、国策とも言えるでしょうから、政府も銀行もきっとがんばってくださっているのだろうと思います。今回の義援金も、確実にナンダさんに届けることが出来そうで、安心しました。今日起きたM7.3余震の影響も心配ですが、その頃には銀行もきっと、がんばってくださるでしょう。

 また、ナンダさんは、これまでもメールの度に、熊谷代表や会のメンバー、支援活動に携わってくださる様々な方々に、繰り返し御礼を述べて来られたのですが、今回も、ケンジ・インターナショナル・スクールの支援活動を進めるために懸命に動いてくださっている方々に、また実際に、義援金など支援の手を差し伸べてくださった方々など、関係している全ての方々に、心の底からの御礼を申し上げたいと書いておられました。日曜日、月曜日にお会いした何人かの方には、直接、お伝えしたのですが、この場でもう一度、ナンダさんの深い感謝のお気持ちが、このブログを読んでくださっているすべての方に、伝わることを願っています。



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| ten | 23:20 | comments(2) | - | pookmark |
岩手日報の切り抜き
5/8にご紹介した岩手日報の記事、紙の方の新聞の切り抜きです
我々、でくのぼう宮沢賢治の会のメンバーで、
唯一の岩手在住いわてっこさんから、
速攻で、朝刊の切り抜きが送られてきたのですが、
読んで驚いたのが、WebNews版と構成が違うのです。
お気づきでしょうか。左下に、当会の支援についても書いてあります。
そして、当会代表のコメントも。
いわてっこさんのメールにも、驚きと喜びのメッセージがありました。

なんだか、うれしいですね。
ナンダさんの支援の輪が広がっただけでもうれしいのに、
当会の支援の話にも触れていただき、どうもありがとうございました。

岩手日報 WebNews版「賢治の絆、ネパールまで届け 花巻小、姉妹校を支援へ



岩手日報2015年5月8日付朝刊 より

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| ten | 23:00 | comments(0) | - | pookmark |
【ネパール大地震】ナンダさんが紹介されているメディアです

昨晩、でくのぼう宮沢賢治の会にも取材がありました。支援の輪がどんどん広がるといいですね!

岩手日報「賢治の絆、ネパールまで届け 花巻小、姉妹校を支援へ
 荘已池先生のおられた新聞社です(じ〜ん)。

そして!ナンダさんがニュースで紹介されています。

以前、来日された時の貴重なフッテージです。
とてもすてきなニュース映像です。
支援の輪がひろがってうれしいニュースですね!橘香さん、情報ありがとうございます。

IBC岩手放送「ネパール“賢治の学校” 再開の希望を胸に (2015年05月07日 18:00 更新)


取り急ぎ、お知らせしました。
私たちも義援金活動、がんばります!

 
| ten | 10:50 | comments(2) | - | pookmark |
【ネパール大地震】被害のより大きい地域の支援活動も行うケンジ・インターナショナル・スクール

 カトマンズのインターネットの回復により、ケンジ・インターナショナル・スクールのナンダさんとは、問題なくメールのやり取りを交わせるようになってきました。震災直後は、世界中の情報メディアですら「情報がつかめない」という発信しか出来ず、不安感ばかりが募るという時期が続きました。現在は、徐々に通信網が回復しはじめているようです(もちろん、それも地域の被害の程度によって、だいぶ差があるようですが)。そして次第に、徒歩でしか到達できない山間部の被害や、支援の届いていない村々、十分な治療を受けられずに地域に取り残されている重傷の人々の存在など、深刻な事態も明らかになってきています。
 そのようなニュースが流れる5/3(日)の午後、ナンダさんからメールが届き、5/4(月)の夕方まで、家を留守にするという内容が書いてありました。聞けば、地震の被害がひどく、支援から取り残されている遠隔地の村に支援物資を届けるというのです。ケンジ・インターナショナル・スクールでは、震災直後、学校に緊急避難所を開設し、近隣の200人の方々に寝る場所や食べ物や水を提供してきました。今回も、学校を代表して、ナンダさんとナンダさんのご家族が中心となって支援プログラムを立ち上げたそうです。実際に、遠方の村に入って活動する中で、カトマンズに居ては知るよしもなかった数々の事実が明らかになったと、とても詳細な報告メールが来ました。私は、この報告を読み、ご自身も被災したにもかかわらず、もっとひどい被害を受けた方々の支援に奔走するナンダさんたちの活動を知って、たいへん力をいただきました。もし、賢治さんが生きておられれば、きっと同じことをなさっただろうと思います。と同時に、ネパールの都市部以外の遠隔地の支援を計画している方々にとって、有益な情報になるかもしれないと感じたので、急いで公開することにしました。

文末に原文を掲載します。支援要請メールと同様ですみませんが、日本語訳は、整えずに粗い意訳のままです。英語に自信がない上に、回覧用の注釈が多く、読みにくいことをお詫びします。大きな間違い等ございましたら、教えていただけますと幸いです。
--
(5/5(火)深夜のメールの一部抜粋&意訳)

私は、こちらで元気にしております。あなた方もそちらでお元気であられますように。地震の被害の大きかった地域で、「リリーフドネーション(困窮者救済義援金)・ プログラム」による活動を無事に終えて、今日ちょうど戻ってきた所です。このプログラムは、ケンジ・インターナショナル・スクールを代表して、私と家族で行いました。
このプログラムを、困窮している方々のために実行出来たことは大変な喜びです。この方々は、今回の震災によって、私たちより、もっとずっと大きな被害にあった方々です。私たちは、この尊い仕事を、"DUKHEL"という名前の村で行いました。人々は、数に限りのあるテントの下で、数に限りのある食料と水で、なんとか生き延びていました。ひとりひとりの、すべての目が、救済を懇願していました。私たちは、彼らの睡眠不足の表情が、笑顔に変わるのを見ることが出来ました。そのことが、私たちに、この活動への誇りを感じさせてくれました。
当初は、衛生関連の物資、石けんとか、衛生タオルとか、救急薬品のようなものを、人々に届けようと思っていました。しかし、この地域で私たちが気付き学んだ事は、生き残った人々には、限られた食料供給しかないということです。そこで、我々は、食料物資を購入しました。そして、今回、我々が選び、購入したものは:

5袋の米(各1キンタル入り)注:イギリス式だと推測、1キンタル50kg前後
2袋のじゃがいも
2袋の豆
150個の入浴用石けん
150個の衛生タオル
150個の麺類とビスケット(子どもたちのために)

私たちは、それら供給物資をその地域の150の人々に届けました。そして、私たちに微笑みかけてくれた彼らの笑顔は、私の人生の中のどんなものよりも、私たちを満足させてくれました。その地域の小さな子どもたちの笑顔は、私に、喜びの涙をこぼさせました。私たちの行ったことに対し、彼らは、心の底から我々にありがとうと伝えてきました。

私たちが行い(指揮し)、そして成し遂げた、リリーフ(困窮者救済)プログラム関連の、何枚かの写真を添付します。

その写真は、これまでベールに包まれて皆が知るよしもなかった、破壊された家々を、明らかにするものです。人々が去った後に残された簡易テントの写真、家族が中にいるテントの写真。その他の、物事を明らかにする写真は、自分は寿命が近いから(人生の盛りは過ぎたから)人生がすぐに終わってくれるようにと祈っている年老いた夫人の写真。他の何枚かの物事を明らかにする写真は、人々が、支援物資を得ようとして集まって来ているところ。それらは、やはり同様に、人々に対してパッケージを配っているときにも、私の息子が人々に対してパッケージを配っているときにも、私の妻と彼女の友人が働いている時にも、明らかになったことです。
(以下略)


----------------------以下原文(一部抜粋)
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| ten | 23:20 | comments(1) | - | pookmark |
【ネパール大地震】ケンジ・インターナショナルナショナル・スクールからの緊急要請(全文)

 ナンダさんとケンジ・インターナショナル・スクールファミリーのみなさんのご無事が確認出来たという報告以降、緊急要請の詳細を掲載することが遅くなって、申し訳ございません(4/30の記事)。その文章中には、ネパール国内の深刻な状況や学校の被害の甚大さから緊急支援の必要性を訴える内容の他に、我々、でくのぼう宮沢賢治の会だけでみなく、他の心ある団体や個人の方々にも働きかけて欲しいという内容も含まれていました。私自身、読むのがとても辛く、心身ともに苦しくなるような文章でした。
しかし何度も読み、まず最初に浮かんだのが、そもそものきっかけである、イーハトーブ賞奨励賞(2007年)をナンダさんに送った「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」でした。でくのぼう宮沢賢治の会の代表や他のメンバーも会員なので、熊谷代表から働きかけてもらいました所、詳しい情報を送って欲しいというお返事をいただきました。すぐに、安否や現状が分かる資料として支援要請メールと、ナンダさんが開設した緊急避難所の写真、私たちが以前教えてもらった学校の銀行口座の情報、連絡先などを送りました。事務局の林さんはとても丁寧に対応してくださいました。岩手のTV局や他の会員の方から、数件の問い合わせがあり安否情報を求めていたとのことでした。「お力になれる方法を協議してまいります」とのお言葉にとても勇気づけられました。宮沢賢治学会であれば、各関係への働きかけの影響力は相当大きいと思われますので、少し安心しました。その後、当会代表 熊谷えり子を中心に支援活動を進めることが決まったことは、昨日のブログでご報告した通りです。現在も、支援の輪を拡大させるために活動を進めています。

 さて、以下に、ナンダさんの要請文全文を掲載いたします。日本語訳は、原文のニュアンスを損なわないために、日本語的にあまり整えずに、粗い訳のままにしてあります。ナンダさんの鼓動が伝わってくると思います。本当は英語に自信がない上に、回覧用の注釈も多く、読みにくいことをお詫びします。最後に原文をつけますので、腕に覚えのある方は読んでみてください。大きな間違い等ございましたら、教えていただけますと幸いです。
--
 (以下意訳)
日時:2015年4月30日 17時20分(日本の受信時間。カトマンズはマイナス3時間15分)
件名:ケンジ・インターナショナル・スクールファミリーからの要請(お願い)

親愛なるtenさん
ナマスカール

 今回のことで、世界中にとって、そしてネパール国民にとって、心痛の(心が砕け散ってしまうような)時間が続いています。この国のインフラ(基盤、水道・電力・ネットワーク等の生活の実際的な基盤)は、この大災害で、完全に破壊されてしまっており、この損失のすべてを修復することは、もう2度と出来ないでしょう。ネパール人は、寒空の下で眠り、限られた水と食料で生き延びてきました。そして、この恐ろしく、困難な瞬間、ケンジ・インターナショナル・スクールは、危険を避けるための共同体を設置し(緊急避難所)、テント、水(井戸からの)、食料を、だいたい、少なくとも50以上の家族に供給することが出来ました:4日間で約200人

 この災害が、ケンジ・インターナショナル・スクール・ファミリーに、肉体的(物理的)ダメージと、精神的ダメージの両方を作り上げていると、あなたは、たぶんご理解いただいていると思います。この喪失の内容については、前にも触れましたが、私たち、ケンジ・インターナショナル・スクール・ファミリーは、あなた方の助けとサポート以外、このダメージから庇ってもらう(カバーしてもらう)金銭的サポートをしてもらえる立場にありません。個人的な損失がたくさんある中で、私たちは、これまでやって来たように学校を再スタートしたいし、運営していきたいです。私たちは、我が校のすべてのインフラを失って、これまでのようには学校を運営できる立場にいないこと、それでも、それに向かって努力したいことを、あなた方はご理解いただいていると思います。あなた方がすでにご存じのように、(ネパールの)人々は、好意で他人に支援金を貸す準備がまだ出来ていません。ネパール人はみな、私たちと同様、大災害にたいへん動揺している状態で、みな生き延びる事に精一杯なのです(苦闘している状態にある)。

 私と私の学校は、宮沢賢治の言葉の数々を掲げています。彼の偉業の数々を人々に伝え、宮沢賢治の物の見方を、小さい子どもたちの中に植え付ける仕事を、西暦2000年から行ってきました。それは、あなた方がもうご存じのように、おおよそ15年に渡って、私自身の個人的な利益は捨て、そして、宮沢賢治のフィールドに、自分自身、完全に専従して(献身して)きました。私は、けっして個人的な利益は得なかったし、けっして、利益を得ようという動機を持つ事もありませんでした。持ったのは、ただ奉仕しようという動機だけです。ケンジ・インターナショナル・スクールが困窮している時に、日本からの、援助や助けを乞う事は、私にとってOKではないことなのでしょうか? 今回の大災害の時に、私たちを助けてくださいと求めるのはOKではないことなのでしょうか?(〜は言ってはいけないことなのでしょうか?のニュアンス)

 私はこれまで、けっして、誰にも、このようなお願いをしたことはありません。私の人生の中で、けっして。しかし、今日、私はケンジ・インターナショナル・スクール・ファミリーが、学校をちゃんとした形で運営するための、金銭的、または、いかなる形の支援であっても、心の底から求めていることを、あなた方に知って欲しいです。私は、心の底からあなた方にお願いしたいです。もし、どんな形の支援でさえも届かなかったとしたら、今回の被災を乗り越えることはとても困難になると思われます。そして私の夢である「満たされることが非常に難しい子どもたちを、世界の明るい星たちに変えることによって、この社会に貢献すること」、それがスムースな学校の組織運営の原動力となることは、これまでとても難しく、これからもとても難しいでしょう。そして、この困難な時期を乗り越えるために、すべての日本人の友だちたちが、私たちを助けてくれますように、我々のスクール・ファミリーは、彼らの心の底から、あなた方すべてに嘆願しています。

 熊谷さんやあなた方のような、日本の思いやりのある心を持った人々や、様々な組織に、助けを求める可能性はないでしょうか?もしくは、日本の人々に慈善の寄付を募る可能性はないでしょうか?
私たちは、思いやりのある人々や、役に立ちたいといった心を持った人々が、ケンジ・インターナショナル・スクールを助けてくれる準備が整っていることを信じています。ナンダ・ウプレティを、ではありません。宮沢賢治の名声とその名前を広げて、次の段階へと進め、そして、この組織をスムースに運営していきたいのです。

 私たちは、あなたの助けと支援を、私たちの心の底から求めています(探し求めています)。

あなたの、
ケンジ・インターナショナル・スクール
代表 ナンダ・ウプレティ
ネパールより、無事をお伝えします。

 
※2013年9月21日の賢治記念行事の日のナンダ校長
★ケンジ・インターナショナル・スクール Facebookページ

以下原文--------------------------------------------------------------------------
 
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